低い天井も時には魅力的

2011.12.23

快適さは、このアルコーブ全体のイソテリアデザインにもよるし、またここが閉鎖的な一室ではなく、一方が高い天井を持つロビーの中心部に向かって開かれていることにもよるのだから、低さそのものに価値があるわけではない。しかし、これらの経験を総合すると、高すぎる天井は、その解放感と引換えに落ち着いた雰囲気を失わせる場合があるし。一方、低い天井は、低すぎれば閉鎖的な圧迫感を生む恐れはあるものの、それを巧みに避ければくつろぎの時にふさわしい親密感を生むことができるのだ、と言えよう。

(参考情報)
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このように、快適な天井高というものは部屋の広さやつくりによっても異なるし、高さの感じ方の個人差もあるから一概には決められない。部屋のつくり方との関係でとくに影響が大きいのは窓の形である。窓が天井まで達しないで、窓枠の上に「小壁」と呼ばれる部分か付いていると、そこが逆光による陰で黒々と見え、それが明るい窓との対比によって上方からの圧迫感を生む。