地震対策の目安「新耐震基準」とは

2011.10.21

わが国に建築基準法が制定されたのは一九五〇年のこと。それ以前にも市街地建築物法という法律がありましたが、これは文字通り市街地の建築だけに適用されるものでした。それに対して一九五〇年の建築基準法は全国のすべての建物に義務付けられています。制定以後、新潟地震(一九六四年)、十勝沖地震(一九六八年)、宮城県沖地震(一九七八年)などの大地震を経て耐震設計法が見直され、木造住宅の耐震基準は厳しくなっていきました。

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ですから建築基準法をきちんと守って建てられてさえいれば、古い家より一九八〇年の改正後に建てられた家のほうが地震に対して強いはずなのです。同じ木造軸組工法でも、造り方がかなり違ってきているのが分かります。昔の家は木材と木材をつなぐのに穴だけで固定されていましたが、現在は建築金物を使って固定されているのが普通です。昔の家の上塗り壁には筋かいが入っていませんでしたが、現行の建築基準法では標準で小口寸法九センチ×四・五センチの筋かいを入れ、金物で固定することになっています。